ごあいさつ

 本年は、4年目に入ったコロナ禍と物価高騰を乗り越え、矢板創生を実現してまいります。
 矢板市は、昨年開催された「いちご一会とちぎ国体」で、サッカー少年女子と軟式野球成年男子の競技が実施されました。決勝戦まで実施されたサッカー少年女子は、国体で初めて採用された種目であり、特に注目を集めました。
 国体の開催は、本市が地方創生の一環として取り組んでいる「スポーツツーリズム」推進にも大きな弾みとなりました。
 スポーツツーリズムの拠点施設としての役割が期待される文化スポーツ複合施設整備事業も、工事に着手しました。最新のデジタル技術を活用した「未来体育館」として、市民の皆様の心とからだの健康づくりにも大いに役立てていきます。
 矢板駅東口に昨年相次いでオープンしたテレワーク施設「スローワーク矢板」と、「矢板ふるさと支援センターTAKIBI」は、その連携により、先駆的な移住定住施策の展開が期待されています。
 本年もこのように、アフターコロナを見据え、市民の皆様と、ふるさと矢板の未来を切り拓いてまいります。

 令和5年(2023年)年1月1日

矢板市長 齋藤 淳一郎